うつ病患者を無理やり病院へ連れていくことは厳禁です。

うつ病患者を無理やり病院へ連れていくことは厳禁です。

マイナス思考だけがうつ病の問題ではありません。

うつ病の症状は、人によって様々で、複数の症状が同時に発症することもあります。鬱は落ち込む、死にたくなるなどマイナス思考だけが問題ではありません。躁うつ病では、ハイテンションも問題になります。ハイテンションはいつまで続くものではなく、やがてテンションは下がっていきます。この場合に、感情が正常な状態であれば問題はないのですが、感情が正常より低い状態が続くと問題が生じてきます。血圧と同様で、浮き沈みが激しいと精神に混乱をきたす恐れがあります。

精神疾患はデリケートで、気合では治りません。

うつ病の人は、通常のことでさえ正しい判断が出来なくなっているので、自身で病院へ行こうとは出来なくなっています。しかし、人間としての恥じらいは持っているので、他者の前では平然を装います。他者の前では平然を装うことが出来なくなった時には、時すでに遅しで、隔離病棟による入院を余儀なくされます。精神疾患はデリケートな問題で、いくら親しい関係でもパーソナルエリアに立ち入ると信頼関係を壊し、治療の障壁になります。

人生の回り道を共に歩むつもりで。

精神疾患がある人を病院に連れてく場合は、困難が予想されるので、まずは家族やパートナーなど患者以外の者が先に病院へ行って、医師やカウンセラーに現状を相談することが賢明です。また、患者以外の者が患者のフリをして、診療に付き合ってもらう体で患者を病院へ慣れさせることもいいかもしれません。ただし一概に何が正しくて、何が間違っているということを双方が決めつけてしまうと、医師は患者と家族を相手にしなくてはならなくなるので、専門家に相談しながら慌てず、人生の回り道を体験する気持ちで治療することが大切です。

うつ病の症状には不眠や食欲の低下、慢性疲労などの身体的な不調と気分の落ち込み、判断力や思考能力の低下など精神的な不調があります。